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about our laboratory

■ Ethology is the study of animal behavior, and its major goal is to elucidate the function, mechanism, ontogeny, and evolution of animal behavior.
In the Laboratory of Ethology, various kinds of animals, from invertebrates such as crabs, butterflies and beetles to terrestrial vertebrates such as snakes and birds are studied.
Each staff and student member has their own focus, and research methods vary from experimental manipulation in the laboratory to observations in the field, encompassing areas from the campus of Kyoto University to tropical Madagascar.
Direct observation is a basic approach, but studies with the aid of video cameras, data loggers, and radio telemetry are also conducted.

■ Examples of specific studies are: comparative analysis of flying behavior of butterflies using a high speed video camera, experimental and field studies on foraging and prey handling behavior of snakes, behavioral analysis of male-male interactions of horned beetles, comparative studies on vocal communications of geckos using acoustic analysis.

■ Irrespective of these various subjects, methods, and specific goals, the laboratory emphasizes the importance of natural history of animals, which will help to create new ideas, and lead to an increase in our knowledge base regarding the science of ethology.

動物行動学研究室について

■ 動物行動学研究室には、2名の教員と、大学院生9名、研究員等3名が所属し、動物行動学の4つの課題とされる、行動の機能、メカニズム、個体発生、進化の解明を目標としている。
対象動物は多様で、チョウやタガメなどの昆虫類から、爬虫両棲類などの脊椎動物にまでわたっている。
また、研究手法としては野外観察、室内実験の両方を行なっているが、いずれの場合も対象動物のナチュラルヒストリーに関する知識が重要という認識をもとに、個体レベルの行動観察を基本に研究をすすめている。

【昆虫の季節適応と生物学的時間設定の研究】
沼田教授は現在、昆虫を中心とする無脊椎動物の生活史、光周性、概年リズム、概潮汐リズムに関して研究をすすめている。
生活史の研究はカメムシ類が中心であったが、現在ではさまざまな昆虫から甲殻類(アジアカブトエビ)、陸生軟体動物(チャコウラナメクジ)にまで範囲を広げている。
光周性機構の研究はホソヘリカメムシ、ルリキンバエなどで概日時計と日長測定機構の関係に迫っている。
このほかヒメマルカツオブシムシの概年リズム、マングローブスズの概潮汐リズムの研究を展開しており、今後は「生物学的時間設定」を中心テーマとする予定である。

【ヘビ類の採餌行動と対捕食者行動の機能と進化の研究】
森准教授は現在、ヘビ類の採餌行動と対捕食者行動の機能と進化について、主に2つのテーマで研究している。
1つ目は防御用の特殊な器官である頚腺を備えたヤマカガシを対象とし、その対捕食者行動および、頸腺の構造や生理的メカニズムの研究を海外の研究者と共同して行なっている。
特に、頚腺毒成分が餌のヒキガエル由来であることに注目し、餌毒の再利用に関わる行動学的、生理学的研究をすすめている。
2つ目は沖縄に生息するヒメハブの採餌生態に関する研究で、電波発信器を用いて採餌場所への移動パターンを調べたり、餌条件の異なる島での採餌行動の違いなどを調べている。
また、院生や他大学の研究者とチームを組んで、マダガスカル乾燥林での爬虫両棲類の生態学的・行動学的研究も行なっており、独自の適応放散を遂げたマダガスカルの脊椎動物群集内における、種間の行動的相互作用の解明に取り組んでいる。

■ 各大学院生や研究員は各々独自のテーマで研究をすすめている。大学院生の研究テーマの例を挙げると、ヒメハブの採餌行動における個体ごとの特殊化、タガメの孵化行動の日周性、コウイカによる捕食リクス評価と対捕食者行動、カエル類における対捕食者戦術としての不動行動の機能などである。



※研究室、当ページに関することは 管理人macitoh[atmark]ethol.zool.kyoto-u.ac.jp まで。